2009年02月14日

スコットランドで命の水をたどる

モルト・ウイスキー・トレイル
MALT WHISKY TRAIL Scotland


本場で育まれたモルト・ウイスキーを求めるならば、スコットランドに行くべきだ。本場のWHISKEYは「e」をとって、「WHISKY」となる。

伝説的な「スピリッツ」。
何世紀にもわたってスコットランドで製造されてきたモルトウイスキーはゲール語で「ウスケボーuisge beatha」命の水という意味です。有名な産地と言えば、

ハイランドHighland Malts,
ローランドLowland Malts,
スペイサイドSpeyside Malts,
アイラIslay Maltsがあります。

スコットランドの醸造場
DistilleriestoVisit2008.jpg

その中でも有名なウイスキー・トレイルとして、グランビアン・ハイランドGranbian Highland 東部の壮大な景色の中にスペイサイドSPEYSIDEがあります。

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左:Strathisla Distillery 右:Glen Grant Distillery & Garden

トレイルは標識で示されており、このトレイルに沿って行けば、印象的な名所を巡ることもできます。

このルートに世界的に有名な蒸留所があり、必見は
グレンリヴェットGlenlivet,
グレンフィディックGlenfiddich,
カーデュCardhuなど。

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左:Glenfiddich Distillery 右:Cardhu Distillery

これらの蒸留所はスペイ渓谷の辺鄙な谷間にある。ここには小規模であまり知られて無い蒸留所がたくさんあり、つい寄り道してしまう。

世界的に評価の高いこの地区のシングルモルトはすべて、味に格段の差がある。沢山の蒸留所を廻ってみるとその違いが分かる。決め手は水。uisge beatha.

次回は、この魅力あふれるスコットランドを独り占めする企画を紹介します。

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2009年02月06日

いったい誰がバレンタインデーなんぞを?

その昔、ローマ帝国では強兵策として兵士の結婚を禁止していました。
それに反対した、ローマの司祭「聖バレンティヌス」Saint Valentinusは、多くの兵士たちを結婚させました。司祭はこのため269年2月14日に
処刑されました。

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左:聖ルキアの洗礼を施す聖ウァレンティヌス
右:聖バレンタイン(カトリックオンラインより)

以来この日は、聖バレンティヌスの死を悼む宗教的行事でしたが、14世紀頃から若い人たちが「愛の告白をしたり、プロポーズの贈り物をする日」に変わってきたといわれています。

なぜチョコレートなのか?

チョコレート会社「モロゾフ」が1936年(昭和11年)2月12日にバレンタインデー向けチョコレートの広告を出したのが「バレンタインデーにチョコレート」の最初と言われています。

Morozoff.jpg  Marys.jpg

その後、1958年(昭和33年)2月にメリーチョコレートが、新宿・伊勢丹の売り場でバレンタインセールとして、チョコを発売し、翌年「女性から男性へ」というキャッチフレーズでハート型チョコを発売しました。昭和40年代の後半から昭和50年頃にかけて、徐々に現在のような「バレンタインデーに女性から告白チョコレート」のスタイルになってきました。
   
もう時効ですが、このイベントの犯人はモロゾフとメリーチョコレートの共犯だったのです。


【極楽ショップ】

ピエール・マルコリーニ -- PIERRE MARCOLINI --

個人的にはチョコレートはベルギーに限ると思っています。

PierreMarcoliniShop0.jpg  PierreMarcoliniShop1.jpg
PIERRE MARCOLINIの店
(名古屋にも店があります)

Pierre Marcolineのバレンタインデーのサイトは芸術ですね。
PierreMarcoliniWeb.jpg

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posted by 石五郎 at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | Cl:[文化] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月31日

コロンブスはチョコレートがお嫌い?

-- CACAO FROM THE NEW WORLD --

チョコレートの原料はカカオ。学術名デオブロマ・カカオTHEOBROMA CACAOデオブロマはギリシャ語で「神様の食べ物」。

カカオを栽培したのは今話題のマヤ文明。ヨーロッパに持ち還ったのはコロンブス。コロンブス最後の第4次航海で。

偉大なる伝道者であるが、いつも大いなる勘違いのコロンブスはまったくカカオには興味がなかった。

チョコレート(カカオ)全世界に広まるきっかけとなったのは、メキシコに遠征したスペインのフェルナンド・コルテス将軍がアステカ帝国を征服した際にチョコレート(カカオ)の効用に驚き、兵士たちに与え、疲労回復をさせたことです。

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写真詳細

コルテスは当時アステカ族が、 チョコレート(カカオ)と薬草を混ぜ合わせることで、不老長寿、疲労回復だけでなく、歯痛、喉の炎症、赤痢、胃潰瘍、食欲不振、解熱、毒消しなどさまざまな病気の治療に目をつけ、スペイン国王カルロス一世に献上しました。1528年の出来事です。

スペイン圏で飲まれていたカカオの秘法がアントニオ・カルレッティというイタリアの商人によって、1606年にフィレンツエにもたらされ、そしてフランスへと伝わった。そして、徐々にヨーロッパ全土に広まることになります。またその効能は広く知られ、医薬品として、当初は薬屋で売られていた。一般大衆に届くようになるには、長く年月を要しました。

ヨーロッパ各国で現在のチョコレートといわれる食べものになるまでに発展そして開発されたお話はまたの機会にお話します。

個人的にはチョコレートはベルギーに限ると思っています。
今回はベルギー王室ご用達のチョコレート店を紹介します。

ベルギー王室ご用達の紋章
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BELGIAN ROYAL WARRANT HOLDERS

Godiva ゴディバ
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Galler ガレ
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Cote d'Or コート・ドール
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Mary メリー
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Neuhaus ノイハウス
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Wittamer ヴィッタメール
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2009年01月23日

イタリアから食文化の使者がやってきた

-- Caterina and Maria de' Medici --

フランス料理史に「1533年カトリーヌ・ド・メディチがアンリ2世と結婚し、フィレンツェの料理人を伴ってフランスに到着した時をもって、近代料理の起源とする」とあります。

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左:カトリーヌ・ド・メディチ   右:マリア・ド・メディチ

フランスはもともと豊な食材に恵まれていたが、食事と言えばローストした肉と茹でた野菜のみで、それを手づかみで食べていた。

Les_Très_Riches_Heures_du_duc_de_Berry_Janvier.jpg
画像詳細

使者の役割はザットこのようなものでした。

・フォークを持ち込み、ナイフ、フォークて食べるようになった。
・今のフランス料理の食卓マナー(各人が個別の皿から食べるスタイル)
・スープとベシャメルなどのソース類、野菜のトリュフ、グリーンピース、
 アーティチェーク、ブロッコリーの料理法を伝えた。
・砂糖菓子、アイスクリームを持ち込んだ。
・食事の席での乾杯の習慣が一般的になった。
・蒸留酒に薬草を漬け込んだリキュールを伝えた

1600年には、ブルボン朝を開いたアンリ4世の許にマリアが嫁ぎ、
2代に亘るメディチ家との婚姻によって北イタリアの優れた食文化が伝わった。

Cassoulet.cuit.jpgCaille_en_Sarcophage.jpg
左画像詳細       右画像詳細


食の豊かさが、文化を生み出します。

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2009年01月21日

オバマ大統領に大接近

ワシントンD.C.でお勧めのホテルといえばここですね。ホワイトハウスから2ブロック。ワシントンを代表する歴史的な高級ホテルです。大統領就任パレードも目の前を通ります。

THE WILLARD WASHINGTON D.C.
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このホテルのチーフコンシェルジェがワシントンD.C.を案内してくれるこのビデオがとてもわかりやすい。
CONCIERGE TOUR OF WASHINGTON
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ワシントンD.C.のお勧めレストラン

OLD EBBITT GRILL
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かってはワシントンの草分け的な居酒屋の一軒。最も人気の高い食事処。


THE OCCIDENTAL BAR & GRILL
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上下両院議員やホワイトハウススタッフやジャーナリストの贔屓店


THE PALM RESTAURANT
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最高のステーキが食せる。著名人の似顔絵が四方の壁に飾ってある。

GADSBYS TAVEN RESTAURANT
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歴代大統領が愛した古いレストラン、ワシントンDCを離れ
ポトマック河を渡り南へ10KMのアレキサンドリアALEXANDRIAにある。
posted by 石五郎 at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | Tm:[旅の素] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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